四柱推命で未来を占う方法(暦の使い方)

暦付きカレンダー

「占いなんて本気で信じてないけど、何となく気にしちゃう自分がいる…」という人は多いもの。

大安の日や一粒万倍日の宝くじ売り場に行列ができるのは、「根拠はなくても、仏滅に買うのは何となく縁起が悪い気がするし、どうせ買うなら金運の良さそうな日に買いたい!」という心理が働くのではないでしょうか。

しかし、大安にしろ一粒万倍日にしろ、”世の中の全員が同じ日が幸運日”って、何だかモヤモヤしませんか?

最近はスマホのアプリで運勢のバイオリズムがお手軽に見れるので、どうせならお日柄よりもご自分だけの幸運日をチェックしてみてはいかがでしょうか。

四柱推命にも無料のスマホアプリがありますから、それを使えばお手軽に幸運日/不運日を知ることができますが、できれば”おみくじ”的に使うのではなく、ご自分の運勢の周期を知って気象予報のように使うことをお勧めします。

四柱推命は生年月日を使って占う命術ですから、タロットや易のようにたまたま偶然出た”何か”で吉凶を占うものとは違い、吉凶の周期には規則性があります。

天気図が読めると少し先の気象を予想できるのと同じで、運勢の周期をある程度知っておけば、人生の荒波に備えることができるのです。

アプリに頼らずに自分自身で詳しい結果を導き出せるようになるには本格的な勉強が必要ですが、ご自分の周期を知るだけならそれほど難しいことはありません。

『四柱推命で未来を占うには、どこをどう見て占っているのか』を、ざっくりご紹介してみます。

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四柱推命で未来の運勢を占う方法

四柱推命で未来の運勢を占う時には、暦(こよみ)を使います。

四柱推命の命式【日柱の干支(かんし)】

【暦の干支(かんし)】を、照らし合わせて吉凶を占うのです。

①日柱の干支とは

命式の「日柱の干支(かんし)」とは、

  • 日干(にっかん):【丁】
  • 日支(にっし):【未】

を合わせた、で囲んだ部分になります↓

日干支(にっかんし)と呼ばれたり、もっと略して「日干(にっかん)」と呼んでも通じます。

日干支の説明

↑の例では、日干支は【丁未】で、“丁未の日に生まれた人!”ということになります。

命式には日干支の他に、年柱・月柱・時柱にも干支があり、この「4つの柱の干支」を使って運命を占うのが四柱推命なのですが(出生時刻がわからない時は3つの柱で占う)、未来を占うときは日干支を使うのが一般的です。

ちなみに干支は全部で60種類あり、これを「六十干支(ろくじっかんし)」と言います↓

六十干支表
51甲寅 41甲辰 31甲午 21甲申 11 1
52乙卯 42乙巳 32乙未 22乙酉 12 2
53丙辰 43丙午 33丙申 23丙戌 13丙子 3
54丁巳 44丁未 34丁酉 24丁亥 14丁丑 4
55戊午 45戊申 35戊戌 25戊子 15戊寅 5
56己未 46己酉 36己亥 26己丑 16己卯 6
57庚申 47庚戌 37庚子 27庚寅 17庚辰 7
58辛酉 48辛亥 38辛丑 28辛卯 18辛巳 8
59壬戌 49壬子 39壬寅 29壬辰 19壬午 9
60癸亥 50癸丑 40癸卯 30癸巳 20癸未 10

「六十干支」は、十干(甲乙丙丁戊己庚辛壬癸)十二支(子丑寅卯辰巳午未申酉戌亥)の組み合わせで出来ています。

10種類の「干」12種類の「支」を、順番に1個ずつペアで組み合わせていくと、当然途中の11番目から2個ずつズレていき、終わりが重なるのは60番目(癸亥)になるのです。

誕生日が変われば「日干支」も変わりますから、四柱推命の占い結果は結構みんなバラバラで、60種類存在することになります。血液型占いは4種類、星座占いは12種類ですから、四柱推命の占い結果はかなり細分化されているわけです。

②暦の干支とは

「暦」は毎年、年末になるとこういうのが本屋さんで売られています↓

暦はいろいろな会社から出版されていますが、内容はこんな感じ↓

暦の中身の画像暦の中身

暦の中は「六十干支」が延々とループしていて、年の暦は60年で1周、月の暦は5年で1周、日の暦は60日で1周回ることになります。

60歳は生まれた年(0歳時)の干支に還るので、「もう1回赤ちゃんから再スタート」と言う意味で、赤いちゃんちゃんこを着て祝うのが『還暦』なのです。

当サイトの四柱推命命式作成ツールを使って出した「年運」には、「年の暦の干支」が自動で入るようになっています↓

年運

西暦2022年のところを見ると【壬寅】と書かれていますが、これが「年の暦の干支」

↓の「六十干支表」で見ると【壬寅】は39番で、翌年の2023年は40番の【癸卯】、翌々年は【41甲辰】・・・と言う具合に、年の暦は「六十干支」が一年毎に順番に巡っていくのです。

そして最後の60番まで行くと次はまた1番の【甲子】から始まります。

51甲寅 41甲辰 31甲午 21甲申 11甲戌 1甲子
52乙卯 42乙巳 32乙未 22乙酉 12乙亥 2乙丑
53丙辰 43丙午 33丙申 23丙戌 13丙子 3丙寅
54丁巳 44丁未 34丁酉 24丁亥 14丁丑 4丁卯
55戊午 45戊申 35戊戌 25戊子 15戊寅 5戊辰
56己未 46己酉 36己亥 26己丑 16己卯 6己巳
57庚申 47庚戌 37庚子 27庚寅 17庚辰 7庚午
58辛酉 48辛亥 38辛丑 28辛卯 18辛巳 8辛未
59壬戌 49壬子 39壬寅 29壬辰 19壬午 9壬申
60癸亥 50癸丑 40癸卯 30癸巳 20癸未 10癸酉

運勢のサイクルを知る方法

年運の西暦2022年【壬寅】の隣りには、

正官 死 干合 空

と書かれていますが、これは、①日干支(この例の人は【丁未】)②年の暦の干支【壬寅】を照らし合わせて出した占い結果になります↓

暦と年運の関係

日干支が【丁未】の人は、

  • 【壬】には「正官」と「干合」が巡る
  • 【寅】には「死」と「空(空亡の略。天中殺のこと)」が巡る

という意味になります。

そして、十干(甲乙丙丁戊己庚辛壬癸)は10年で1周十二支(子丑寅卯辰巳午未申酉戌亥)は12年で1周しますから、

  • 10年後に再び【壬】年が巡れば、「正官」と「干合」が巡る
  • 12年後に再び【寅】年が巡れば、「死」と「空亡」が巡る

ということになるのです。

つまり、日干が【丁未】の人は

  • 【壬】が巡れば=正官 干合
  • 【寅】が巡れば=死 空亡

が、固定のサイクルなのです。

十干(甲乙丙丁戊己庚辛壬癸)の固定サイクルが10種類、十二支(子丑寅卯辰巳午未申酉戌亥)の固定サイクルが12種類で、これを組み合わせた固定サイクルが60種類ある訳です。

暦の干支が「六十干支表」の番号順に回っていくのと同じで、固定のサイクルも死ぬまで60種類がグルグルとループしていくのです。

昔は50歳位で亡くなる人がほとんどでしたから1周回れば長生きでしたが、寿命はどんどん延びていますし、そのうち2周する日が訪れるかもしれませんね。

正官が巡れば吉なの?それとも凶?占い結果の判断方法

当サイトの命式作成ツールを使って出した結果は、吉凶をズバリ載せているわけではありませんから、ご自分で吉凶を判断しなければなりません。

占い結果の吉凶は、「四柱推命の年運の見方(空亡・天中殺について)」で解説しているので、そちらの記事を見ながら結果に〇×を付けてみてください。

年運の吉凶

↑は、最もベーシックな吉凶判断です。

  • 吉星・合が巡れば〇
  • 凶星・刑冲波害・空亡が巡れば×
  • +・-は運の勢いを表します

があって、×がなく、がない場合をとし、その中でも勢いが強いもの(+の数字が大きいもの)を大吉にしていますが、他にも考慮するポイントがありますので、一度「四柱推命の年運の見方」は目を通してみてくださいね。

固定のサイクルは月運・日運で応用できる

固定のサイクルは年運だけに限らず、「月」や「日」の運勢を見る時にも使います。

日干支:【丁未】の人は、

  • 【壬】の・【壬】のにも、「正官」と「干合」が巡る
  • 【寅】の(毎年2月のこと)・【寅】のにも、「死」と「空亡」が巡る

ということなので、年運の固定サイクルは、そのまま月運・日運の運勢を見る時に応用できるのです。

60種類もある固定サイクルを覚えるのは大変ですが、「十六干支」とはの組み合わせですから、「年運」の結果を見ながら、十干(甲乙丙丁戊己庚辛壬癸)の10種類十二支(子丑寅卯辰巳午未申酉戌亥)の12種類を別々に書き出しておけば、あとは組み合わせるだけ!

  • 暦の「干」に【甲】が巡れば=印綬、あとは10種類の繰り返しで【乙】が巡れば=偏印、【丙】=劫財・・・最後は【癸】=偏官!
  • 暦の「支」に【子】が巡れば=絶と害、あとは12種類の繰り返しで【丑】が巡れば=墓と刑冲、【寅】=死と空・・・最後は【亥】=胎!

年運の巡り方

通変星(比肩・劫財など)は十干、十二運(帝旺・墓・死など)は十二支で出ます。刑冲合と空亡も十二支で出ますが、「干合」だけは例外で十干で出ます。↑の例の場合は【壬】が巡る時に干合になります。

この10種類12種類を組み合わせることで、60パターン(六十干支)の周期が出来上がるわけです。どの干支が入ったら吉か凶かをあらかじめ調べておけば、吉の時は勝負を賭け、凶が巡る時はいつもよりも慎重に行動することで大きな失敗を防げるかもしれません。

年運も月運も日運も、それぞれで60種類の固定サイクルが繰り返されますから、ぶっちゃけExcelのオートフィル機能の連続データ入力を使えば一生涯分作っておくことも可能であり、ご自分だけの未来の幸運日/不運日を知ることができるわけです(笑)

それはさすがに面倒ですから、10種類・12種類の固定サイクルをスマホや手帳にメモしておけば、あとは暦さえあれば吉凶が判断できます。そのうち慣れてくれば干支を見るだけで吉凶がわかるようになりますから、↓のような「六十干支」が入った手帳を使うのも手です。

月と日の暦を調べるには?

年運だけでなく、「月」や「日」の運勢まで見たいときは、月や日の暦の干支が必要になります。

日の干支を調べるだけなら、↓のような、干支の書かれた暦カレンダーがあります。

16日のところに「つちのえ いぬ」と書かれていますが、これが「日の干支」になります。「つちのえ いぬ」=「戊戌」のことです。

暦の画像

他にも、日記や手帳のようなもので干支が入っているものがたまにあります↓

ちょっと見るくらいならわざわざ買わなくても、今はwebやスマホアプリもありますからそれで代用できます。

暦を毎年買うのが面倒な人や、ずっと先のことまで占いたい人は万年暦を買ってしまうと楽ちんです。

万年暦は東洋系の占いをしている人は大抵みんな持っているものなのですが、これを購入しておけばかなり先の未来の年・月・日の干支まで調べることができます↓

行運の調べ方

四柱推命で未来の運勢を調べるには、

  • 大運:30年間の運勢・10年間の運勢
  • 年運:1年間の運勢
  • 月運:1ケ月の運勢
  • 日運:1日の運勢

がありますが、これらのことをひっくるめて行運(こううん)と言います。

全ての行運に吉が重なるなら最高ですが、そんなことはほとんどありません!

年運が吉でも大運が凶の場合や、年運が良くても月運が悪いなど、吉と凶が重なることも普通にあります。

そんな時はどれを優先すればいいのか?

一番重要なのは「大運」です。

大運は誕生日を起点に10年間、30年間の運勢を占うものですが、30年毎の運勢は五行バランスに大きく関係しますし、10年毎の運勢も重要です。

しかし、運勢が良い場合はいいですが、もしも悪い場合は長期間停滞することになりそうで凹みますが、30年間・10年間の運勢が良くない場合でも、年運や月運、日運で良い時期を見つけて行動することで運が開けることがあるのです。

大運が良くない時こそ、年運・月運・日運を活用してください。

暦(こよみ)の見方

最後に、暦の使い方について書いておきます。

一般のカレンダーは1年の始まりは1月1日の元旦ですが、暦の場合、1年の始まりは立春であり、一般的なカレンダーとは全く違う見方をします。

↓は、2022年2月の暦で、「二月四日立春の節より月命壬寅」と書かれていますが、【壬寅】の部分が「月の干支」になります。

日にちの下に書かれている【きのと とり】や【ひのえ いぬ】が「日の干支」であり、六十干支の【乙酉】【丙戌】が平仮名で書かれているわけです。

暦の干支の見方

「二月四日立春の節より月命壬寅」とは、「2月4日の立春から【壬寅】の月が始まる」と言う意味になります。

つまり、2月の始まりは1日ではなくて、立春である2月4日なのです。

ということは、2月1日・2日・3日は2月のページに書かれているのに、実際はまだ1月なのです。ややこしいですよね…

2月は4日から始まりますが、1月は5日からスタート、6月は6日がスタート…と、それぞれの月によって”月が始まる日にち”はバラバラですし、節分が2月3日の年もあれば2月2日の年もあるように、年によっても変わります。

この”月が始まる日にち”のことを「節入日(せついりび)」と言います。

節入日は、二十四気(にじゅうしき)の日にちと同じです。(二十四節気、二十四節季(にじゅうしせっき)とも言います)

立春や立夏などのWordがニュースで紹介されているのを一度は耳にしたことがあるはずです。まだ真冬なのに「本日は立春で暦(こよみ)の上では春です」とかなりズレたことを言っているアレのことです。

二十四気は毎月2回ずつ、月の上旬と中旬にありますが、月の上旬にある二十四気が節入日と同じになります。

  • 2月:立春(りつしゅん)
  • 3月:啓蟄(けいちつ)
  • 4月:清明(せいめい)
  • 5月:立夏(りつか)
  • 6月:芒種(ぼうしゅ)
  • 7月:小暑(しょうしよ)
  • 8月:立秋(りつしゅう)
  • 9月:白露(はくろ)
  • 10月:寒露(かんろ)
  • 11月:立冬(りつとう)
  • 12月:大雪(たいせつ)
  • 1月:小寒(しょうかん)

二十四気は”立春から始まり大寒で終わる”ので、暦を使って占う四柱推命の1年は「立春から始まり、節分で終わる」ことになります。

2月4日の立春が元旦で、翌年の節分が大晦日となるのです。

よって、2022年の1月は、実は前年ってことなのです!

2022年に載っているのに実は2021年って意味わからん!って感じですが、新暦と旧暦が入り混じったものと理解して、頭の中で変換してください。

そして、ひと月は「節入り日~翌月の節入り日の前日まで」になります。

例えばの場合は、

戌年

× 1月1日~12月31日まで

戌年の2月の立春~翌年(亥年)の節分まで

戌月

× 10月1日~10月31日

10月の節入日(寒露)~11月の節入日(立冬)の前日まで

と言うことになるのです。

例えば”戌月の午日”を探す場合、10月1日~31日の間で探すのは誤りで、”10月の寒露~11月の立冬の前日までの期間内にある午の日”と言うことになるので注意が必要です。

あー、ややこしい

参考干支を月に変換する方法は↓の通りですが、アナログ時計に干支を重ねて数えると簡単です。12時が子の月=12月、6時が午の月=6月になります。

  • 子→12月
  • 丑→1月
  • 寅→2月
  • 卯→3月
  • 辰→4月
  • 巳→5月
  • 午→6月
  • 未→7月
  • 申→8月
  • 酉→9月
  • 戌→10月
  • 亥→11月