占いを信じる人、信じない人、依存する人・・・電話占い師を経験して感じたこと

2014年頃の話ですが、試しに電話占い師のオーデションを受けたら合格したので、しばらく自宅で電話占い鑑定をしていた時期がありました。

でもいろんなことがあって「この道は向いていないなぁ…」と感じてすぐに辞めたのですが、その時に出会った、占いに依存する人について記事にしました。

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占い師にとっての「お客様」ってどういう人?

私は若いころから占いが大好きな人間でしたが、私の夫は占いをぜーんぜん全く信じない人です!

夫のように占いを信じない人は世の中にたくさんいますから、占いという商売は世の中の全員が「お客様」にはなり得ません。

人は何かに迷った時や一人で決断できない時に、誰かに相談する事があります。

その相手は友人だったり親兄弟だったり、先生や先輩だったり・・・と人によって様々ですが、その相談相手の選択肢のひとつとして「占い師に相談する!」という人も世の中にはいるのです。

そういう人が占い師にとっての「お客様」となります。

まさに私がそのタイプで、今は四柱推命を勉強して自分自身で占えるようになったので占い師さんを頼ることはなくなりましたが、若いころは結構お世話になりました。

世の中の何パーセントの人が占い師を頼るのかは存じませんが、ネット社会の影響からか年々その人口は増えてきていて、占いの市場はかなり熱くなってきています。

占いに依存するヤバイ人

「占い」と言えば昔は占い師さんのお家や占い師さんが在籍するお店を訪ねたものですが、電話占いは顔が見えないことで恥ずかしい質問もしやすく、思い立ったらすぐに電話で占ってもらえる手軽さがウケて、依存症のようになってしまう人も増えていると聞きます。

当たる!と評判の占い師さんのファンになって、あれこれ相談したい気持ちは理解できます!

しかし、「彼の気持ちが知りたい」というオーソドックスな質問だけに留まらず、酷い人は

「好きな彼の顔を見に行こうと思うのですが、今日がいいですか?明日がいいですか?時間は何時に行けばいいですか?」

と、こんな細かいことまで聞いてくる人もいました。

「は?こいつはアホか!?」と思いながらもお客様ですからね、渋々占ってあげましたけど、占い師は神様ではありませんし、何でもかんでもわかるはずがないのです・・・

過去に占い師にマインドコントロールされて言いなりになっていると話題になった女芸人がいましたが、大事な決断を人に決めてもらうのは、その方が楽だからなんでしょう。

「占いではこう出ています!」という結果を参考程度にするのはよいと思いますが、何でもかんでも占い師に依存して、自分で考えないようになってはダメです。

占い師が何と言おうが最後の決断は自分でするようにしないと、本当に自分で何も決められなくなってしまいます!

変な電話占い会社では、わざとお客様の不安をあおるようなことを占い師に言わせて、繰り返し電話を掛けさせるような指導をしている酷いところもあるみたいです。

迷いやすい人が占い師を頼る気持ちはよ~くわかりますが、こんな質の悪い電話占い会社のカモにならないように自分自身で見極め、一歩引いた気持ちで冷静に利用する必要があると思います。

占い師の言う通りにして結果的にそれがうまくいかなかった場合でも、占い師さんは絶対に責任を取ってくれません!

自分の人生なのですから、「最後の最後は自分で決める!」というスタンスを貫いてください。

勝手な持論を書きましたが、最後までお読みいただきありがとうございました。